★精神分裂病の治療について? ★

> 名前 = A.A
> 性別 = 女性
> age =20to29>
> メッセージ =
ホメオパシーで検索していて、ここにたどり着きました。
駆け出しのナチュラルセラピストなのですが、知り合いに分裂症のものがいてホメオパシーなんかどうだろうと思って探していました。
もしよろしければそういう対処例などを教えていただけないでしょうか?

A.A 様へ
ホメオパシーは分裂病のような精神障害にはおそらく高い効果は無いと思います。
もっと派手な痛みがあったり、高熱があるようなアクティブな症状には効果的だと思いますが。

実は”全身病である精神病”
(大脳の機能などに異常を来すのは身体全身の歪み=おそらく消化器系に端を発した歪み=が結果として大脳の機能障害として現れたのであり大脳自体が元から悪かった訳ではないと私は考えています)
こそ東洋医学(インド、チベット、中国)ですよ。
東洋医学とは全身の歪みを正す、つまり身体をグッドバランスに戻す事に全ての知恵を動員している医学なのですから。

(インド、チベット、中国でそれぞれ治療方法はかなり違いますが)

西洋医学で分裂病は再発を繰り返してなかなか治らないのは、分裂病を引き起こすに至った全身の歪みは診ないで(結果として起こった)精神症状だけを抑える対症療法だからなのです。

21世紀は精神病の根本的治療に如何に東洋医学が効果を発揮するかが注目される世紀になると確信します。
....但し、名医に診てもらった場合ですけどね。

中国には精神病専門の中国医学の医師(生薬療法)や鍼灸師がいます。
西洋医学の治療と違って対症療法ではないので一度治ると再発率も決して高くないようです。

「治癒」の二文字が「分裂病治療」に対して冠されることは、どの西洋医学書でも今のところありません。
精神分裂病に対して「治癒率」がはっきり記載されるのが東洋医学の特徴でしょう。
凶暴になって暴れて人を傷つけるような状態の患者でもすっかり治って全く普通人となって就職、結婚する人も実際多いのです。
元来は優れた能力を持った方に発病が多いので、治癒後は作家や画家等々で活躍されている方々も多いと聞いています。
取りあえず、不治の病みたいな感覚では無いようですね。

ところが中国と違って日本では患者の人権が第一ですから分裂病の様に一般に病識のない(自分が治療を必要とする精神病だという自覚がない)患者に対しては針を刺す鍼灸などはちょっと出来ませんね。
中国では分裂病患者に人権は認めませんから、暴れる患者を最初は家族や親類が寄ってたかって押さえつけて羽交い締めにして鍼を打つそうです。
それでも数回(2〜3日)の治療で凶暴さは無くなって病識が生まれ、今度は自分から積極的に治療を求めるらしいです。
凶暴なタイプの分裂病の方が治療が簡単であっと言う間に治るそうです。
その段階が過ぎて鬱状態に入ってしまうとちょっと治るまでに時間がかかるとか。

以上のことを私に教えてくれた中国満州の奉天(瀋陽)の鍼灸医は代々分裂病専門の鍼灸医家(専門の治療所を持つ)の出身で14才で家伝(秘伝)の分裂病治療用の鍼を使った治療方法を教えられたそうです。
何百年もの間、分裂病の鍼灸治療を研究している鍼灸医の家系は中国でも大変に珍しいそうです。
実はその鍼灸医師の奉天の自宅にホームステイさせて頂けることになったので、
私も何とか教えを請うべく
(分裂病治療に関しては家伝だから直系以外の者には治療道具も与えられないし、教えられないと断られていますが、躁鬱病、鬱病、ヒステリー、多重人格 の鍼治療は、私は外国人なので伝授するにやぶさかでないと言うことで)
今夏には万障繰り合わせても満州に行く予定でいます。

私自身30年以上鍼灸を仕事にしてますが、(鬱病の患者さんは現在も多く通院されてますが)分裂病治療の経験はありません
従いまして分裂病治療データは何も持ってないのです。
精神分裂病はご存じのように遺伝性の強い病気としても知られています。
前途のある知的能力の高い若者に発病が多いのも痛ましい事ですね。
その様なご家族の方々の心労を思えば何とか日本でも東洋医学の精神病治療施設が欲しいものです。
例え遺伝しても、きれいに「治る」病気だという認識があるのと無いのでは世間の精神障害者に対する見方は全く違ってくるはずだからです。
私もその様な方向に向けて何らかのお役に立ちたいと願って満州に行くつもりでいます。



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