★ 指しゃぶり〜子育て ★
> 名前 = K・Y
> 性別 = 女性
> メッセージ =

> はじめまして。疳の虫で検索した所こちらのホームにたどり着き、ぜひご相談頂きたくメールさせて頂き> ました。息子なのですが、あとわずかで5才になりますが、眉間に青筋があり指しゃぶりが取れず悩んでいます。
今振り返ればいつから始まったのか考えると生まれて半年ぐらいから始まってその頃は赤ちゃん の生理的なものと思っていたのでそのままにしていましたらいつまでたっても取れないんです。
それと1 才ぐらいから眉間に青筋も見られるようになって今もくっきりあります。
息子は小さい頃からダダをこねたりして泣く事があまりなく「いや!」の反抗期もあまりなく自分の感情を抑える時や我慢する時や眠い 時などに指を吸うようです。
そうなったのも私には思い当たる節があってたぶん育て方にあったとおもいます。
生後6,7ヶ月は周りに興味が出てくる時期になのに私の都合が悪くなる事をされると(部屋をち らかされたりとか)「こらっ!だめ!」と頭ごなし言ってしまったことが結構有りました。
指しゃぶりと 癇癪、眉間の青筋は何か関係はあるのでしょうか?
3歳になる年に下の子が生まれたのでさらにひどくなったような気もします。
それと 眉間に青筋があると鼻骨が成長しにくいとありましたがそれも気になります。息子は鼻が低いです。
> 先生の所で小児はりをすると青筋はなくなりますか?情緒も安定に穏やかになりますか?
> それさえ良くなって心の問題が無くなってくれれば少々寝る時に指しゃぶりは構わないぐらいの気持ちです。
私も何か親子関係で気をつける事があればお願いします。
> なにかツボをかけ離れたような相談ですがよろしくお願いします。


ツボ探検隊の松岡です。
メール用パソコンが壊れてしばらくの間メールの送受信が出来ず、返信が大変に遅れて申し訳ありませんでした。

さてご質問の件ですが、結論を先に言いますと、「小児鍼」〜と言っても鍼を身体に刺すのではなく、専用器具でツボを小さくトントン叩いたり、こすったりする刺激ですが、これを行いますと自律神経が整ってきますので、お腹の調子も良くなります。
これで先ず鼻の青筋や情緒の安定は改善されるはずです。

但し、既にご自身でお分かりのように、根本的にはお母様の愛情を惜しみなく与える事が今は最も肝要でしょう。
下の子が出来ると、自分に向けられていた愛情が無くなった様に感じるのは、実際に母親が赤ん坊の養育に多大な手を取られるのですから、どの子にも有って当たり前でしょう。
ですから、下の子の妊娠が判明したときから、意識的に溢れるほどの愛情を子に注いでおかねばならないということは分かっておられたと思います。
自分が親から無条件に愛されている、何よりも第一番に愛されているんだという感覚が子供の情緒を安定させる唯一の条件のはずですからね。

例えば部屋を汚すと反射的に怒る、うっかり物を壊すと怒る、親の衣服に汚れた手で触れると怒る〜などを繰り返すと自分よりも部屋や物や親の服の方がお母さんにとっては大事なんだと感じてしまうでしょう。
部屋をきれいに保つこと、物を大切に扱うこと、衣服を汚さないこと等々は年齢的に成長すれば、教えると直ぐに理解できるのですから、
幼児期の子育てでは今何が一番大事かの「優先順序」を常に考えながら行動すべきです。
言うまでもなく、産まれた子に最初に強く教えなくては成らないことは、「自分が生まれてきたことを親が何よりも喜んでいる、自分は誰よりも何よりも親から愛されている」という親の子に対する思い(親子の情)です。これは何度も何度も繰り返ししっかりと伝えないといけません。極端に言うと「かわいい」「かわいい」いと頬ずりしながら毎日抱きしめるくらいが良いのです。
つまり自分がこの世に存在すること、生まれてきたことが周りの人達を「幸せ」にしているという「自負心」「自信」を幼い命に与えないといけないのです。
難しく言うと「自己の肯定」でしょうか。この教育が全ての物事の第一番に君臨しないと子育てに失敗します。
「何で自分は生まれてきたんだろう?」などど考えてしまう子になると先々の苦難を乗り越えられません。
この時に伝わった親からの「愛情」が人間としてこの子が一生を生きていく上での全ての心の「基本」(愛情の貯金)に成ります。
よく「受け取った愛情の分量しか他者にも愛を与えられない」とも言われていますね。
親や兄弟、恋人や友人など自分以外の人達に注ぐ事ができる愛情の分量は幼少時に自分が与えられた愛情に比例する〜とは外国でも度々論じられているようです。(実際にはその後でもふんだんに愛情を受け取った場合は埋め合わせが出来るのではないかと私は想っているのです。でないと不幸な生い立ちの人達は余りに辛い!)

つまり「他者に対する真の優しさ」「無償の愛」「犠牲的精神」等々はこの時期に受け取った愛情に基づいていると言う訳です。
まあ、まあ、この様なことはどのマスコミにも従来から度々報じられていますので、私の如きツボ屋が、口幅ったく言わずとも既によく貴女もよくご存じのことと思います。

では実際に親がどの様に振る舞うと子供が親の愛情を感じるかですが、貴女がお書きになっているお子様の様子はやはり問題を示していますね。

> 息子は小さい頃からダダをこねたりして泣く事があまりなく「いや!」の反抗期もあまりなく、
>自分の感情を抑える時や我慢する時や眠い時などに指を吸うようです。



そもそも赤ちゃんや幼児が余り感情を表に出さず、おとなしい場合には2つのケースが考えられます。

@脳に何らかの障害がある場合 
A養育方法の誤り(「放任」や「無視」が日常的に有る場合)

@の場合、器質的損傷が有れば成長に従って運動能力に大きな問題が現れたり、てんかん発作が起きたりして明らかになってきます。
 機能的障害については判別が非常に難しいと思いますが他の子と比べて一風変わった 異常行動を繰り返す場合は可能性を考慮すべきでしょう。

それ以外、つまりほとんどのケースは親の子育て方法の問題でしょうね。
お子様も「指シャブリ」を伴うのですから、Aのケースですね。
ちょっと周りを見回しても昔の子供に比べるといわゆる「ノーリアクション」の子が増えているのは子供に十分な愛情(関心)を注いでいない親や愛情の注ぎ方を間違っている親達が増えている事を示しているに違いないのですから、これは社会的にも大きな問題だと思います。

さて先にも書きましたが、「優先順序」を常に意識して下さい。
心ある人間としての基礎となる幼児期の子育てにおいて何が一番大事かと言うことです。
ただただ溢れる愛情で子供包み込むことです。
子供の一挙手一投足に興味や関心を持って下さい。
子供が口を開いたときに発する言葉に驚いて下さい。
「まあ、そうなの!」「あら、どうしたの!」「そうそう、そうなのよ!お母さんも同じように思ったわ」出来るだけ子供の言うことに同調して上げて下さい。
子供の発する事はどんな事でも頭から否定しないで下さい。
例え間違ったとんでも無いことを話したとしても、上手に導いて教えて上げて下さい。

声を発し、意志を示した子供の気持ち(プライド)を常に守って上げて下さい。
何か質問をしてきた時は、取り敢えず、どんなことでも「良い事をきいてくれたね」と褒めて下さい。
何かに疑問を持つことや好奇心は成長する上での貴重な心の発露ですから、何かを尋ねてきたら、必ず最初に「ニコッと笑って」から質問に答えて上げることです。
自分が親に話しかけること、何か質問をすることが親を喜ばす行為だと思わせるのです。
これを繰り返していると、子供は何でも自信を持って親に話すようになりますので、取り敢えず、話し好きな子になるでしょう。
すると、口数がどんどん増えて、語彙も豊かになりますので、他人とのコミュニケーション能力が増すでしょう。
親の笑顔にいつも接している子供は親を真似て自らも表情がとても豊かになります。
寂しそうなとき、不安なとき、何かに脅えている時などは必ず目を見て、安心させて上げるような言葉を掛けて下さい。
出来れば「抱っこ」をして、子供の心臓と貴女の心臓をくっつけてお互いの鼓動が伝わる様にして下さい。
胎内にいたときに聞いていた親の鼓動を肌で感じる事も子供の精神が未発達で不安定な時期にはとても大事なことです。

これら↑の事を今すぐ毎日行って下さい。
そうすれば、貴女がメールにお書きになったお子様に関する悩みの数々は徐々に解決するでしょう。



追記
ちなみに子供の健全な心の成長にとって最も避けなければ成らない事は夜の「叱責」です。
夜は絶対に叱ったり、怒ってはいけません。夜に叱ると恐い夢を見たりして睡眠の質が損なわれる恐れが有るのです。
泣きながら眠るのは子の成長にとって最もいけないとされています。
ご存じかと思いますが、「寝る子は育つ」の言い伝え通り、子供の骨や内臓などを正しく発達させる脳下垂体からの「成長ホルモン」は夜の熟睡時に最も多く出るのです。
恐怖心など、精神的ストレスが脳に掛かると眠りも浅くなり「成長ホルモン」の分泌が減ることが数々の実験で既に明らかになっています。
例えば虐待されて育った子供達の身長は平均よりもずっと小さく、内臓の働きも良くないそうです。
どうしても叱ったり、言い聞かせたりする必要が有るときはのは「昼間」に行うことです。
取り敢えず夜眠る前には楽しい絵本を読み聞かせたり、長所を褒めて喜ばせたりして子供の表情に「ニコニコ顔」を確認してから、寝床につかせて下さい。
心身両面の開放感を得ながらゆったりとした気分で眠りにつく様に仕向けるのです。
これは肉体のみならず精神的に安定した明るい穏やかな性格の子に育てる為にも非常に大事な方法です。
健やかで優しい良い子は「眠っている間に作られるのだ」とご自分の心に言い聞かせて頑張って下さい。

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