★鍼灸の名医の書とは?★
>名前 = M
>性別 = 男性
>age = 20to29
>メッセージ = 初めまして。現在、鍼灸専門学校の1年の者です。 勉強の参考のために、鍼灸師の各分野での「名医」の方々が、掲載されている雑誌又は、本を探しています。今日、神保町の「いざわ書林」新宿の「医道の日本」に、行って探しましたが、有りませんでした。そのようなものをご存じでしたら、お手数ではございますが、情報をください。よろしく、お願いします!

 M 様へ

鍼灸師の「名医」の書物は確かに私も余り記憶に有りません。
本物の「名医」となると日々押し寄せる患者の治療に追われる毎日のはずで、書物を著す時間など持てないのではないでしょうか。
私自身、決して「名医」ではありませんが、それでも朝から晩まで患者の治療に追われ、まともな時間に食事を取ったことはほとんどありません。
一介の鍼灸師の私ですらこんな状態が長年続いているのですから、本当の「名医」だったら私どもとは比較にならない多忙さでしょうから、自分の健康を維持するのが精一杯で、本なんか書いてるヒマないでしょう。
臨床によってこそ価値があるはずの鍼灸医学も、実際には「研究家」と「臨床家」の違いがあって、立派な研究を鍼灸医学会や学会誌などで発表している鍼灸師が決して実際の臨床では「名医」でない例を今まで沢山見てきました。
逆に、必ずしも東洋医学的知識の豊富でない盲人の鍼灸師に患者の身体から素早く正しいツボ情報を読みとり、適切な治療を施す「名医」がいるのを知っています。
が彼らも又、書物を著す事は余りないでしょう。
とにかく、鍼灸医学は「書物」=知識ではなく、元来は五感を駆使し細心の注意力をもって一人一人の患者を丁寧に診ることでのみ発達した医学ですから、その原点は今も変わらないはずです。
まず自分自身の身体にくまなく触れ、精細な人間ウォッチングを行う精進を重ねて下さい。
とは言いましても情報も大事ですけどね。
それで卑近な話になりますが、今月号の「毎日ライフ」が鍼灸医学特集をやっています。
(代田文彦氏がこの雑誌にいつも鍼灸について書いておられます)この「毎日ライフ」は安くて郵送してくれますし、(6ヶ月分郵送料込み3100円)
毎月、中国医学事情もアメリカ医学事情も、等距離で紹介していますので学生さんには良いのではないかと思います。
連絡先 毎日新聞社出版局郵送課 電話03−3212−0321

それと古いですが、わたしの好きな書物を1冊紹介します。
初心者向きではないかも知れませんが、知的な読み物としても面白いです。

「鍼灸医学源流考」 藤木俊郎著 積文堂出版株式会社
 :電話 03−3260−2431:
余りお役には立てなかったと思いますが悪しからず。


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